骨折!
骨折!
2016年1月4日月曜日
大阪で開催される日本文化人類学会の研究大会に例年のように出店するべく、木曜に荷物を発送し、金曜夜に大阪入り。と、ここまではよかったのですが、一瞬にして暗転するのが人生か。初の骨折! 初の救急車! 初の大会欠席とあいなりました。
出張を切り上げ帰京。東京で精密検査しました。数週間ギブスをはめ、完治には2、3ヶ月はかかるそうで、しばらく松葉杖生活です。とほほ。
まあ、わずか数時間の移動だけでもバリアフリーの現状が体験できましたように、これを機に来るべき老年期を予習しておこうと思います。
何を断ち、何を捨てるのかは、何を大切にするのかという問いでもあるので、こぼれ落ちていくさまざまな力をはかりながら、掌中に残るものを確かめ選んでいきたいと思います。
妻は披露宴のスピーチなどでよく「人生は断を下すことの連続だ」と後輩を励ましていましたが、みずからもその言葉通りにさっと風のようにこの人生にさよならしてゆきました。優柔不断な社主としては、どのように人生を締めくくっていくのかの方向すら決まりません。
右往左往しながら、まあ、自分らしく、失敗や成功を織り交ぜながら、それなりの終焉をむかえるのでしょうが、体力・気力がはたして持続するのかという不安もあります。
結局は、今日を生きる、今を生きる、ということになるのでしょうし、今、決断をしていくのだと思います。迷ったあげく救急車を呼んだのは、よい決断だったと思います。まあこんなレベルですが、これからも一歩一歩ということで、どうぞよろしくお願いいたします。
それにしてもレントゲンのわが頸骨・腓骨は綺麗でした。