このところ
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2013年5月28日火曜日
年度末の繁忙期をなんとか乗り切ると、しばらくダウンするのがすっかりこのところのサイクル(?)となってしまってます。今年も風邪で寝込んだりぐずぐずしているうちに、申請書類の作成やら、学会やらで、あっという間に5月も末。あちこちで仕事の軋む音が聞こえてきそうな気配です。
気合いを入れ直すには、人と会ったり、イベントを覗くなど、世の中の空気に触れるのが一番、ということで、時間を作ってはなるべく表に出るように心がけています。
なかなかかないませんが、もし、時間があったら観てみたいと思った映画をいくつか、ここでおさらいしておきましょう。
『セデック・バレ』。日本の植民地時代に起きた、台湾原住民の大規模な武装蜂起、いわゆる「霧社事件」を描いた作品。
http://www.u-picc.com/seediqbale/
『李藝 最初の朝鮮通信使』600年前、足利将軍に派遣された最初の通信使の足跡を、釜山から京都まで追うドキュメンタリー。
『コン・ティキ』ノルウェーの人類学者ヘイエルダールがインカ文明とポリネシア文明の繋がりを証明するために、自ら筏に乗って太平洋を渡った1947年の大冒険を映画化。
コン・ティキ号の漂流記は、少年時代に夢中になって読んだノンフィクションものの一つ。後付けで言えば、いま、人類学関係の出版に首を突っ込んでいる、そもそもの出発点だったのかもしれません。
(ほほう。そうなると、こいつは観ておかないと。)
ね。やはり外の空気に触れると心が動きます。自分の中にあるものだけでは、新しいものなんて生まれてこない、ということなんでしょう。さあ、行ける日程を作らなくては……。